
0 :ハムスター速報 2019年7月26日 15:16 ID:hamusoku
婚活女性の6割が”最低700万”という理由
未婚女性に聞くと、6割は「結婚相手の年収は700万円以上」と答えるという。なぜ女性は現実離れした高所得者を探すようになったのか。中央大学文学部の山田昌弘教授は「若い男性の経済格差が広がり、女性はその収入をより強く気にせざるを得なくなった」と分析する――。
今日の日本で、いったいどういう人が結婚しているのでしょうか。
結婚できる男性――女性が結婚相手に選ぶ男性――は「経済データが重要である」と言えます。つまり、職業が安定していて収入が高い人であればあるほど結婚しやすく、職業が不安定で収入が低い人であればあるほど結婚しにくい。これはいくつかの統計分析が示していますし、若者が結婚相手に求める条件といったアンケート調査の回答でも、女性は、近年ますます経済的な安定というものを重視しています。
女性月刊誌『JJ』(2019年2月号)の調査「JJ世代の結婚白書2019」はもっと率直です。結婚相手の男性の年収は700万円以上(1000万円以上含む)と答えた女性が60%近くいて、年収を気にしない女性は約8%にしか過ぎません。JJ読者には夢見る女性がまだ多いということなのでしょうが、それにしても700万円以上というのは、若い男性にとってはあまりにも現実離れした高いハードルでしょう。
本音ということで言えば、こんな面白い現象もあります。
婚活では、お金持ちを狙う女性ほどそういう本音は言わないし、言おうとしない。「結婚に年収は関係ない」と言いたがる傾向があります。拙著『「婚活」時代』の共著者であるジャーナリストの白河桃子さんが「セレブ主婦」のインタビューをしていたときに、ほとんどの人が「相手が大金持ちだから結婚したんじゃない」と話したそうです(白河桃子『セレブ妻になれる人、なれない人』)。
「好きになった人がたまたまそうだった」もしくは「結婚したときはお金持ちじゃなかった」といった回答です。つまり、「結婚するときは別に気にしなかったけれども、結果的に事業で彼が成功して、どんどん収入が上がっていって、たまたまセレブの地位にいるけれども」というふうに説明するのです。要するに「結婚に年収は関係ない」と言いたいのでしょうが、私に言わせれば、それは本音ではなく、建て前が残っているだけなのです。
高収入を狙う人たちとは別に、安定した収入がないと生活できないと本気で思っている人たちもいます。つまり、「年収1000万円と言っているのではない。普通でいいから600万円」というような人たちです。
Source: ハムスター速報




























