
0 :ハムスター速報 2021年6月7日 17:27 ID:hamusoku
「クルマ持ち逃げ」被害多発! GT-Rを勝手に600万円で売却 個人間貸出からネット掲示板に盗難出品の実態とは
個人間カーシェアで貸したクルマが知らない間に売却されていた?
個人間カーシェアリングサービスを介した「乗り逃げしたクルマを勝手に売却する」事件が2021年に入ってから未遂を含めて急増しています。
今までにない斬新で巧妙な手口とは、どのようなものなのでしょうか。
個人間カーシェアリングサービス最大手のAnyca(エニカ)で「クルマ持ち逃げ事件」が起こりました。
筆者(加藤久美子)の取材に協力いただいたのは都内に住むA氏とB氏の2人です。A氏は日産「GT-R」、B氏はメルセデス・ベンツ「Gクラス」をエニカで貸し出した際に事件に巻き込まれたといいます。
Aさん、Bさん2人の事件に共通する手口は「エニカでクルマを受け取る前にすでに買い手が決まっていた」ということです。
クルマを受け取る前に、エニカに登録されたクルマの情報(写真や車名など)を元に地域情報サービス「ジモティー」の中古車販売コーナーに出品。
買い手が決まってからエニカでクルマを予約し、買い手に引き渡す日に合わせてオーナーからクルマを借りるというこれまでにない新しい手口となります。
●A氏の場合「GT-R(24時間3万5000円)」
エニカで予約したドライバーにクルマを貸し出したあと、A氏が知らないところで別の人物に乗り換えられて、関東地方の中古車店(事前に地域掲示板『ジモティー』の中古車販売コーナーにて商談成立)に直行。
中古車店に向かう間にGT-Rから車検証を探し出してコピーし免許証と委任状を偽造。
その後、中古車店にクルマを持ち込んで600万円を受け取り、「譲渡証明書と印鑑証明はのちほど届ける」といわれた中古車店は「個人売買ではよくあること」と思って待っていたが連絡なしだったようです。
そのため、車内にあった書類からA氏の連絡先を知って電話をしたところ、エニカで貸し出し中であることが分かったといいます。
エニカに限らずドコモのDカーシェア(2021年8月末でサービス終了)などの個人間カーシェアでは、これまで大々的に報道されたケースも含めて、シェア中のクルマを持ち逃げして売却する事件が発生してきました。
その多くは、「クルマを受け取ったあとにネットオークションなどに出品して売却」という方法で換金をしていました。
しかし、A氏やB氏などのケースでは「クルマを受け取る前にオーナーが知らないところで勝手に個人売買サイトなどに出品し実際にクルマをシェアする前に商談を成立させている」ところが新しい手口といえます。
事前にクルマの買い手を決めていることで、クルマ受け取りから現金化までが(免許証偽造などの時間を含めて)2時間から3時間で完了するため、事件が発覚しづらいといえます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c85c392b7460756f726363b0610d22bbe3489d5a?page=1
Source: ハムスター速報

