
0 :ハムスター速報 2021年7月14日 10:25 ID:hamusoku
「官公庁から要望が…」シヤチハタ語る電子でも「お辞儀ハンコ」継続の理由
脱ハンコの流れが加速する中、注目を集めているのがデジタル端末上で押印可能な電子印鑑。「パソコンで作った書類をわざわざ出力してハンコを押す」「リモートワークなのに印鑑を押すためだけに出社する」などの手間がなくなると評判だ。
しかし効率的な電子印鑑でも驚きの“謎マナー”が残っているという。それは「お辞儀ハンコ」だ。
お辞儀ハンコとは、稟議書のように社内で複数人の承認が必要な書類で、“部下が上司にお辞儀をしているよう「左斜めに傾けて」ハンコを押す”というもの。主に金融業界や官公庁などで見られる商習慣だ。
電子印鑑でも、この“お辞儀マナー”が生き残っているというのだ。SNS上で話題になったのは、電子印鑑を利用して、従来紙で行っていた稟議書や見積書などの押印処理をデジタル化できる、シヤチハタ株式会社の電子決裁サービス「Shachihata Cloud(シヤチハタクラウド)」。このサービスではハンコを押す角度を0~360度まで自由に変えることができる。
電子印鑑サービスが「お辞儀ハンコ」に対応していることに対して、SNSでは
《まだこんなことをやってるのか……》
《無くしたい文化ですね》
《くだらねぇぇ》と呆れた声が数多く寄せられている。
そもそもなぜ電子印鑑で“お辞儀”できるようにしたのだろうか? シヤチハタ株式会社に話を聞いた。
「弊社としては、傾けて押すことは推奨している訳ではありません。しかし、『傾けられるようにしてほしい』という要望があり、印影を傾けられる機能を追加しました。要望は主に官公庁からだったと聞いています」(シヤチハタ広報・山口高正さん 以下同)
ハンコマナーといえば“上司より大きいハンコを使ってはいけない”というマナーもあるとされるがーー。
「印鑑の大きさは、それ自体に意味を持たせている場合があり、印鑑の大きさ、書体を見ただけでどの部署のどの役職の人かが分かるルールを敷いている会社もあります」
会議はオンラインに、メールはチャットに、印鑑は電子印鑑に……仕事を行うツールが変わっても、アナログ時代に築かれたマナーは残っているようだ。ちなみに、シヤチハタにはハンコに関する社内マナーはないという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f410e643ed2e1da64653274beb3fd30f1ab94a65
Source: ハムスター速報

