
0 :ハムスター速報 2021年9月14日 17:27 ID:hamusoku
「北海道で自然農実践する者からのお願い」として
「土を食べるパフォーマンスを広めないで下さい。せめて北海道ではしないように注意喚起して下さい。先日、道外出身で自然農を志す友人がキャッチーなパフォーマンスを真似して土を食べてしまいました。北海道では川の水を飲むの・土を食べるはありえない行為です」
と呼び掛けたのは北海道十勝地方で「harmonic farm」を営む農家の柳谷祐輔さん( @harmonic_farm )。
土壌の質を判断するためとして土を食べるパフォーマンスは漫画や映像作品で散見される。しかし、北海道の土や川の水はネズミ、キツネなどを媒介とする寄生虫・エキノコックスの卵が混入している可能性があり、感染すると内臓に重篤な疾患をもたらすおそれがあるのだ。
柳谷さんの呼び掛けに対し、SNSユーザー達からは
「農家出身です。北海道じゃなくても土ついたまま食べません。採れたてが美味しいってそういう意味じゃない…」
「私が北海道を旅した時(80年代)はエキノコックスは道東だけでしたが、いまや全道、本州にも広がっていますね」
「キツネ、札幌市内 住宅地の公園にも普通にチョロチョロしてますからね!」
「子どもたちには雪も絶対に食べてはいけないと言い続けてきました」
など数々のコメントが寄せられている。
柳谷さんにお話をうかがってみた。
中将タカノリ(以下「中将」):ご友人が土を食べてしまった時のご感想をお聞かせください。
柳谷:まず背景として、Twitter上では日々、無農薬派と慣行派(農薬を使う農法)での争いが絶えません。 無農薬派を無農薬信者、慣行の野菜を薬まみれなどと表現してたりします。
僕自身は無農薬で野菜を育てていますが、そういったやりとりが不毛だと思うし、有機と慣行はやり方が違うだけで、争う必要はないと思っているのでいつも冷ややかな目で見ています。
土を食べるという行為は農薬を使ってない良い土だという意味合いで無農薬派がしばしばやっているパフォーマンスです。 それすら僕はやめてほしいと思っていたのに、まさか身近な人がそういった行為を真似するとは思いもしませんでした。Twitterで見られる争いや、キャッチーなパフォーマンスによる間違った知識の被害者だと思いました。しかもエキノコックスという北海道ならではのリスクがある場所だったのでツイートするに至りました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/250de1cdf3d03dd26623eb79b0a73f63216394f4
Source: ハムスター速報

