【父親論】日本人男性が家事育児に積極的ではないというイメージ間違っていた…欧米以上の長時間労働に疲れ果てながらも家事育児に関わっているデータが公表される

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0 :ハムスター速報 2022年4月5日 17:15 ID:hamusoku
長時間労働に疲れ果てながら家事・育児も……父親の産後のうつに関する研究から見えた日本のパパたちの孤独

4月1日から本格的に導入に向かい始める男性の育休制度。しかし、その裏で「育児と仕事の両立」に苦しみ、うつ状態に陥る父親がいる。

前回は、実際に産後のうつになった父親の声を取り上げた。

第2回は、親子保健を専門とする国立成育医療研究センター研究所政策科学研究部部長の竹原健二氏にお話を聞いた。

その研究結果からは、長時間労働に疲れ果てながら、家事・育児も頑張ろうと無理をする父親たちの孤立した奮闘ぶりが透けて見えてくる。

働く時間が長過ぎて、家事・育児に時間を割けない日本の問題
日本では、「父親が家族・家事に参画する時間が少ない」と言われる。
これに対し、竹原氏は別の見方を提案している。

「睡眠など生活に必要な時間を除いた時間の中で、どれくらいを仕事と家事と家族のケアに使っているか」という観点で見ると、日本の父親は欧米と同程度か、より多くの時間を仕事と家族に割いているという。

つまり、仕事時間が長いことにより、少ない自由時間の中で家事や育児をしなければならないのが日本の現状ということだ。

竹原氏らは「父親が家事・育児に150分の時間を確保するには、仕事関連時間(仕事+通勤)を9.5時間以内に収める必要がある」という研究成果(3)を2021年12月に論文発表した。

結果、調査対象者の69%で仕事関連時間が10時間を超えており、12時間を超える割合は36%であった。睡眠や食事などの健康維持に必要な時間を考えると、150分を達成するには長時間労働の是正が必要になる。

研究結果からは、少ない可処分時間で、家事や育児に携わろうとする父親の姿が垣間見える。

育児は、夫婦ともに長い時間をかけて向き合っていかなくてはならない。どちらが無理しても続かない。

「親」になるということは、男性も女性も同じだが、様々な背景の違いがある。母親に対する支援が重要なのは言うまでもないが、「男性も女性も、育児と仕事を両立できる社会」を実現する為には、片方のみの支援では上手く行かないのではないだろうか。

https://www.buzzfeed.com/jp/shodaihirano/paternal-depression-in-postpartum-2
Source: ハムスター速報

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