
0 :ハムスター速報 2019年1月29日 11:31 ID:hamusoku
液晶大手ジャパンディスプレイ(JDI)が2019年3月期連結決算で5期連続の赤字見通しであることが28日、分かった。昨秋に発売された米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン) XR(テンアール)」の販売不振が主因。
JDIは昨年、投資家などから資金を調達し、「XR」向けパネルを量産したものの、主力工場の稼働率が低下。昨年11月に下方修正した通期の連結売上高予想(8000億円前後)をさらに下回り、5期連続で純損失に陥る見込みだ。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019012801071&g=eco
いったい、何のための「日の丸ディスプレー連合」だったのか──。中小型液晶メーカー大手のジャパンディスプレイ(JDI)が、中国や台湾などの複数社から、出資受け入れに向け協議を進めている。昨年12月から中国政府系ファンドのシルクロード基金や台湾のタッチパネルメーカー、TPKホールディングなど、JDIに対し出資を検討する具体的な名前が浮上し始めた。同月14日にはJDIも、中国系企業も含んだ外部との提携について協議していることを認めている。
1月22日のウォール・ストリート・ジャーナルによれば、中国および台湾の投資家グループによる合計の出資比率は現在の筆頭株主である官民ファンド、INCJ(旧産業革新機構)の25.29%を上回る3割になる可能性もある。あるJDI関係者は、「今年3月末までには契約を締結できることを目指している。交渉は今、佳境を迎えているところだ」と漏らす。
日本政府の考えを知る関係者の話では、政府はJDIを支援し続けることはできないという姿勢を示しており、海外投資家への経営権譲渡に前向きという。
協議に詳しい関係者によると、出資計画では投資家グループは当初、JDIの過半数株式は取得せず、一部資金をJDIの転換社債に振り向ける。将来的に同社の経営権を握る道が開けることになる。INCJは差し当たりJDI株を保有し続けるが、今後数年で売却する可能性もあると、関係者は述べている。INCJは現在、JDIの株式25%を保有している。
関係者によれば、JDIは調達した資金を運転資金に充てる計画で、早ければ2月半ばに行う四半期決算発表で出資受け入れを明らかにしたい考え。投資家グループはJDI取締役会の過半を握ることになる可能性が高い。
Source: ハムスター速報

