【事故はトヨタ車のせい】池袋母子殺害の飯塚幸三、ようやく初公判「車の不具合を主張するのは権利なので自由ですが、遺族としては反省しているとは思えない」

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0 :ハムスター速報 2020年10月7日 17:20 ID:hamusoku
池袋暴走11人死傷事故が8日初公判 妻子亡くした松永拓也さん「真実を知りたい」

 昨年4月の「池袋暴走死傷事故」で、自動車を運転し11人を死傷させた自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致死傷)の罪で起訴された旧通産省工業技術院元院長の飯塚幸三被告(89)の初公判が8日、東京地裁で行われる。事故で妻の真菜さん(当時31歳)、長女・莉子さん(同3歳)を失った松永拓也さん(34)がスポーツ報知の取材に応じ「心の回復、再発防止、そして悪い判例を作らないために真実を知りたい」と思いを明かした。

 事故から1年半。ようやく初公判の日を迎える松永さんは「被害者参加制度」を親族とともに用いて出廷し、自ら被告に質問をする意向を持っている。

 事故直後は加害者側から謝罪の手紙などはあったが、最近は連絡や接触はない。

 「車の不具合を主張するのは権利なので自由ですが、遺族としては反省しているとは思えないですし、事故と向き合っているとも思えない。不具合を理由にするなら謝罪する必要はないはずです。私から断ったので『もういいか』と思ったのかもしれません」

 真実を知りたいと願う先には3つの思いがある。

 「ひとつは私たち遺族の心の回復です。愛する人を失っても生きていかなくてはいけない遺族は、真実を知ることで前を向いていける。もうひとつは再発防止です。事故はなぜ起きたのか、ということが明らかになれば(行政側が)議論に持ち込むことができるようになります。あとひとつは今後の人のために。日本の司法は判例主義なので間違った判例をつくりたくないです。司法には適切に裁いていただきたいです」

 初公判の日程が確定した後の9月22日、妻と娘が眠る場所へ墓参りに行った。

 「報告とかではなく、心配しないでね、ということだけ伝えました。裁判が終われば何か報告ができるのかもしれませんけど、今はまだ何も分からないです」

 ある日、不条理な理由で突然家族を失った者として、正直な思いを明かす。

 「言うべきかどうか分からないんですけど、時々…むなしくなる瞬間もあります。裁判がどんな結果になっても2人は戻ってこないと考えてしまうと…。でも今は、2人の死が無駄ではなかった、といつか伝えられる時まで生きるしかないですから」

 最近、愛する2人と会う夢を見た。事故当日、軽傷で済んだ2人を迎えに行く夢だった。

 「時々ですけど出てきてくれるんです。心がつながっていることを感じます」

https://news.livedoor.com/article/detail/19015799/


Source: ハムスター速報

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