
0 :ハムスター速報 2018年10月18日 15:27 ID:hamusoku
こっそり減量「ステルス値上げ」 消費者の目厳しく
データで読む消費
価格を据え置いたまま容量を減らすなどの「実質値上げ」に対し、消費者の目が厳しくなっている。今春以降に実質値上げした主要10食品を調べたところ、7品目で値上げ後の販売額が前年同期比で減ったことが分かった。消費者は費用対効果に敏感なうえ、こっそり減量する「ステルス値上げ」は交流サイト(SNS)で広がってすぐ気づかれる。メーカーには消費者への丁寧な説明が求められている。
全国のスーパーなど1500店超のPOS(販売時点情報管理)データを集計する日経POS情報で、3月以降に実質値上げを発表した主要食品のうち、販売数量の多い10品目について来店客1千人当たりの売上高を調べた。7品目は値上げ後の販売額が前年同期比でマイナスだった。
落ち込みが目立ったのは雪印メグミルクのチーズ。5月に「北海道100とろけるチーズ クッキング用」など3品目を価格を据え置いたまま140グラムから120グラムに減量した。5~9月の販売額は前年同期比で14~24%減った。岩塚製菓の米菓「味しらべ」(34枚から32枚に減量)や森永乳業の粉末ミルク「クリープ ライト」(210グラムから200グラムに減量)は実質値上げ後の販売が前年比で2ケタのマイナスとなった。
実質値上げ後にも販売を伸ばした商品もある。代表は明治の家庭用紙パック入り牛乳「おいしい牛乳」だ。長く容量は1リットルだったが、16年以降、段階的に900ミリリットルサイズを導入し、17年春までに大半を切り替えた。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3661497017102018SHA100/
Source: ハムスター速報


